スクリプトエディタScripting Book with AppleScript
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本書は、macOS上のスクリプティング言語「AppleScript」によって、macOS標準装備のAppleScript記述用アプリ「スクリプトエディタ」を操作するノウハウについて基礎から応用までを詳細にまとめた電子書籍です。 AppleScriptの中でも、超高レベルな内容であり、この内容が苦もなく理解できたら達人と言って問題ないでしょう。 ただし、基礎から詳細に解説を行なっているため、難しい内容については読み飛ばしていただいてもけっこうです。それでも、日々のMac生活の中で役立つ超絶テクニックを感じることができるでしょう。 PDF 570ページ、Zipアーカイブ添付
目次
1章 AppleScript関連開発ツール一覧 スクリプトエディタの使い方 スクリプトエディタの場所 スクリプトエディタのメインウィンドウ表示 おおまかなスクリプトエディタの使い方 スクリプトエディタの各種ボタンについて 設定(一般) 設定(一般>スクリプトメニュー) 設定(編集中>コードの補完) 設定(編集中>行の折り返し) 設定(編集中>フォーマット) 設定(フォーマット) スクリプトアシスタント ファイル>新規 ファイル>用語説明を開く... ファイル>保存 ファイル>書き出す... 編集>検索 表示 スクリプト その他 ヘルプ 2章 スクリプトエディタのScripting概要 スクリプトエディタのバージョンアップ履歴 機能ごとに見るスクリプトエディタの用語辞書 AppleScript用語辞書を処理 例 AppleScriptで用語辞書を処理して表にした「Skim」アプリの Commandの変遷 スクリプトエディタのScriptingを行う道具 applicationオブジェクトのScripting 3章 documentオブジェクトのスクリプティング documentオブジェクトのスクリプティング documentのオープン documentのクローズ documentをカウント documentの各種属性値を取得 documentの存在確認 documentの新規作成 documentの印刷 documentの保存 documentの構文確認とコンパイル windowオブジェクトのスクリプティング windowというオブジェクトの特徴 windowでアクセスできるスクリプトエディタ上の要素 4章 textオブジェクトのScripting 行単位の分解を行うparagraphs 単語単位の分解を行うwords 文字単位の分解を行うcharacters 選択範囲を取得する際にtext classを活用 AppleScript書類から文字書式を取得 5章 AppleScriptの作成とコンパイル(構文確認) AppleScript自動作成の歴史 ステップ1 文字列としてScriptを組み立てる ステップ2 新規AppleScript書類を作成し、本文を指定して入れる ステップ3 作成したdocumentの構文チェックとコンパイルを実行 ステップ4 パスとタイプを指定してAppleScript書類を保存 AppleScriptの実行 方法1:GUI Scripting経由でメニュー操作して実行 方法2:スクリプトエディタに最前面の書類のパスを問い合わせてload script+runコマンドで実行 方法3:スクリプトエディタに最前面の書類のパスを問い合わせてCocoaの機能を用いて実行 AppleScriptアプレットの生成 コラム アプレット自動生成とコード署名 AppleScriptアプレットのサンドボックス化 本サンドボックス化Scriptにおける許可/禁止指定項目 6章 スクリプトアシスタントの活用と作成 スクリプトアシスタントの活用と作成 スクリプトアシスタントはスクリプトエディタ操作の主要な用途 タイプ1 現在のカーソル位置にテキストを挿入 タイプ2:カーソル位置に呼び出しコードと呼び出すハンドラを挿入 タイプ3:選択範囲のテキストを解析して変更し、選択範囲に書き戻す スクリプトアシスタントを自分で作る 7章 スクリプトメニュー メニューから呼び出すAppleScript実行専用プログラム 3種類のScriptフォルダ スクリプトメニューのこまかいノウハウ サブメニューを表示する方法 実行するAppleScriptにファイルを受け渡す方法 スクリプトメニューのAppleScript実行に使われるプログラム スクリプトメニューから呼び出したAppleScriptの停止方法 アプリケーション独自で実装しているスクリプトメニューとの相違点 スクリプトメニューの特殊なショートカットキー スクリプトメニューと他のアプリ内蔵メニューにおける利用可能技術のちがい 8章 スクリプトエディタのURL Events スクリプトエディタのURLスキームapplescript:// ローカルでもアプリ内でURL Eventsを利用 インターネット上のコンテンツとスクリプトエディタ間の通信 9章 AppleScript用語辞書の処理 指定したバンドルIDのアプリのSDEFを指定フォルダに書き出す バンドルIDで指定したアプリ内部のsdefファイルからコマンドを抽出 Bundle IDで指定したアプリ内部のsdefファイルからオブジェクトを抽出 アプリから書き出したsdefファイルをxincludeを考慮しつつ読み込み アプリから書き出したsdefファイルから用例を個別のHTMLに書き出す 10章 AppleScript構文要素の文字書式による判別 スクリプトエディタの書式つきテキスト機能を用いた要素判別 スクリプトエディタを操作して、AppleScript構文色分け設定情報を取得 Cocoaの機能を用いた構文要素情報の読み込みと判定 plistファイルからAppleScript構文色分け設定情報を取得 com.apple.applescript.plistファイルから書式情報を取得 指定のAppleScriptのソースコードからコメント部分のみを取得 指定のAppleScriptのソースコードからProperty部分のみを取得 指定のAppleScriptのソースコードからCocoa Property部分のみを取得 指定のAppleScriptのソースコードからハンドラ名のみを取得 指定のAppleScriptのソースコードから変数名のみを取得 指定のAppleScriptのソースコードからアプリ名のみを取得 指定のAppleScriptのソースコードからscript object名のみを取得 指定のAppleScriptのソースコードからCocoaメソッド名のみを取得 指定のAppleScriptのソースコードからアプリ名のみを取得 最前面のAppleScriptの選択範囲からコメント部分のみを取得 最前面のAppleScriptの選択範囲から変数名のみを取得 指定フォルダ以下のAppleScriptの冒頭のコメントをさしかえ スクリプトエディタで選択中の範囲を画面上の描画幅でソートして書き戻す スクリプトエディタで選択中の範囲の変数名を置換 指定したAppleScript書類中の変数名を置換して新規書類に スクリプトエディタの最前面の書類で選択範囲に対して、書式情報にもとづき変数名を置換して書き戻す 11章 Cocoa系サンプルAppleScript ASを扱うOSAScript.Framework 指定のAppleScript書類がCocoa ScriptかVanila Scriptかを判定 指定のAppleScript書類の記述OSA言語名を取得 指定のAppleScript書類を実行する 指定のAppleScript書類を実行して実行結果をプレーンテキストで取得 指定のスクリプトバンドル書類を同階層にスクリプト形式で再保存 指定のスクリプト書類を同階層にスクリプトバンドル形式で再保存 AppleScript書類のソースコードをRTF形式で書き出す AppleScript書類のソースコードをHTML形式で書き出す AppleScript書類のソースコードをPDF形式で書き出す デフォルトのOSA言語名を取得 指定の AppleScript書類がコンパイル(構文確認+中間言語化)ずみかどうかを取得 指定のAppleScript書類のソースコードのテキストを取得 指定のAppleScript書類をアプリ(アプレット)形式で保存 指定のAppleScript書類を常駐型アプリ(アプレット)形式で保存 指定のAppleScript書類をアプリ(アプレット)形式で保存。スタートアップスクリーン(「説明」欄の内容)を表示 12章 Scriptテンプレート解説 唯一価値のあるテンプレートCocoa-AppleScript Applet Cocoa-AppleScript Appletが実現できること macOS 12.6以降のCocoa-AppleScript AppletはRosetta環境でのみ稼働 13章 AppleScript予約語一覧 tellブロック アクション ダイアログ コマンド 他の言語呼び出し 序数 制御構文 文字列操作 システム日付 データ型 定数 変数 関数 演算子 パス関連 ファイル ローカライズ Web関連 フィルタ参照 サブルーチン 無意味語 クリップボード 音量制御 スクリプトオブジェクト その他 あとがき