Keynote Scripting Book with AppleScript
- ダウンロード商品¥ 6,000
【AppleScript初級〜上級者け】【図を中心に構成、アプリ操作のすべてを解説】 Keynoteは、いわゆるプレゼン用のソフトウェアで、Apple版のPowerPointという立ち位置です。ですが、Keynoteで作成する「書類」は、人によって方向性が大きく異なることでしょう。 1つは、もともとの用途である人に何かを説明するためのプレゼン資料。勉強会やミーティングの際にいろいろ説明を行うための紙芝居形式のアニメーションを行います。 もう1つは、情報をまとめておくための「資料」。まさに本書はKeynoteで作っており、本書のようなページ単位で記事が存在している(文章がページ間をまたがない)場合には、ページ数が増えても処理がたいして重くならないため、とても都合がよいのです。 いずれのスタイルの書類を作るにしても、作業量が自然と増えていきます。修正にも手間がかかります。各スライドからタイトルを取得して目次を作るとき、まさか数100ページの資料から手作業でコピペで各スライドのタイトルをまとめるのは大変です。途中で修正が加わった場合には、もう一度最初からやり直し。とてもやっていられません。 こうした場合に役立つのがAppleScriptです。各スライドのタイトルを取ってくるぐらいなら朝飯前。自動で行えれば、不毛なコピペで消耗することもありません。さらに、その作業にかかる時間が圧倒的に短くなります。そのうえ、途中で修正が加わっても、ふたたび作業を行うのが苦痛でなくなります。 shell scriptなどのプログラミング言語では、基本的にファイルを加工することになりますが、AppleScriptでは書類の表示中/選択中の場所を処理できます。画面上で選択しているスライドを処理したり、スライド上の選択中のテキストアイテムを処理したり、スライド上の選択中の表を処理したりもできます。 この、作業中に補助的に呼び出して利用するスタイルが独特です。書類上のデータをScriptから確認して、必要であれば処理を行う様子は、まるでKeynoteの機能を拡張・追加を行えるかのようです。実際に、macOS搭載のスクリプトメニューからKeynote用Scriptを呼び出せるので、Keynoteを無理なく拡張できます(いくらScriptを追加してもKeynoteの動作は重くなりません)。 KeynoteとAppleScriptの組み合わせは、数え切れないほどのメリットをもたらしてくれることでしょう。 PDF 434ページ、サンプルScript+Script Menuスクリプト Zipアーカイブ添付 ※TOCつきPDF出力の「一般資料用」を追加しました(追加ダウンロードが可能です)。これは、書籍に添付したバージョンでは本書そのもののような長大な電子書籍の資料に対して使用できることを想定した仕様になっているのですが、これでは実際に本Scriptの威力を実感していただきにくいものと判断しました。そこで、より一般的な少ない枚数のスライドに対して、自動で通常ページと扉ページの判定を行うものを追加で作成、本書に追加した次第です。
資料集
KeynoteのAppleScript 用語辞書解説 KeynoteのAppleScript 用語辞書の変遷 KeynoteのAppleScript 関連バグの変遷 AppleScript mini Reference AppleScript 予約語一覧 サードパーティ製FrameworkやAppleScript Librariesを呼ぶ エラーコード表
目次
初級 中級 上級 実用編 資料編
目次(実用編)
実用編 付録Script Menuスクリプトのインストール Script Menuスクリプトのインストール① Script Menuスクリプトのインストール② TOCつきでPDF書き出し 最前面の書類をTOCつきPDF出力① 最前面の書類をTOCつきPDF出力② 最前面の書類をTOCつきPDF出力③ すべてデスクトップ上にPDF出力 クリップボードに入れたものを処理 指定色でモノクロ化してクリップボードへ 赤でモノクロ化してクリップボードへ 水色でモノクロ化してクリップボードへ グリーンでモノクロ化してクリップボードへ マゼンタでモノクロ化してクリップボードへ 自動スライドめくり 冒頭から末尾まで自動スライドめくり 表を処理 表オブジェクトの重なり合い(2つ以上対応)を検出 AppleScript Recordから表を作成 選択中のセルの文字列長さを一覧表で表示 全スライドの表で行番号入り表の連番修正 現在のスライド上にある選択中の表のカラム幅を自動調整 現在のスライド上にあるすべての表のカラム幅を自動調整 選択中のページのオリジナル表のセル幅に以降の表のセル幅を統一 選択中のページの表1のセル幅に以降の表のセル幅を統一 現在のスライド上にあるすべての表のカラム幅を自動調整 マル付き数字のインクリメント(+1) マル付き数字のデクリメント(ー1) マル付き数字のリナンバー 現在のスライドからテキストアイテムを色で選択 x色系のみ選択 選択中の最前面の書類に対する処理 連続する同一タイトルに子番号を振る スライド末尾にQRコードを追加 選択中の画像へのぼかしフィルタ処理 選択中の画像にぼかし処理 選択中の各種オブジェクトへの処理 オブジェクトの重なり合い(2つペア)を検出してグループ化 テキストを座標値でソートしてまとめてクリップボードへ 横幅を均等に変更 数える 選択中のオブジェクトのうちテキストだけ残す 現在表示中のスライドに対する処理 テキストを上から順に連結してクリップボードに転送 指定した文字で囲まれたキーワードの色を置換する PDFに書き出してオープン 選択中のテキストアイテムの処理 AppleScriptとみなして、構文確認してスタイル付きテキストとして書き戻す AppleScriptとみなして、構文確認してスタイル付きテキストとして書き戻す(結果つき) それぞれ個別のAS書類として保存する まとめて1つのAS書類として保存する テキストアイテム中のURLにリンクを張って HTMLタグを外す 文字の実際の幅でリサイズ 文字の実際の幅と高さでリサイズ 選択中のスライドの処理 すべての表の文字色を黒にする タイトルをまとめてクリップボードに入れる 現在のスライド以降の同じスライドレイアウト(同階層の)スライドのタイトルを取得してクリップボードへ 現在のスライド以降の同じスライドレイアウト(同階層)のスライドのタイトルを取得して改行でまとめてクリップボードへ(末端レベルではないものが対象) 選択中のスライドのグループアイテムをグループ解除 選択中のスライド中の各テキストアイテムのうち指定フォントサイズのものの色を変更 不透明度が100でないオブジェクトの透明度を解除 選択スライド枚数を数える 選択中のスライドのshapeのうち最も右上にあるものの座標を右上角に変更 目次作成 クリップボードへ転送 Numbersの表を作成 カレンダー作成 指定月の日曜日はじまりカレンダーを表で作成 オブジェクトの詰め込み 指定範囲にスライド上のオブジェクトを詰め込み① 指定範囲にスライド上のオブジェクトを詰め込み② 2ページ間(現在、次)のオブジェクト整頓 オブジェクトの位置をそろえる 没スライドに対する処理 現在の書類と同じ階層に没スライド入れを作成