AppleScript基礎テクニック集(23)サブルーチン、ハンドラ
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AppleScript基礎テクニック集は、文字通りAppleScriptの基礎テクニックをまとめたシリーズです。本シリーズは、個人的に「こういう本があるといいのに」と感じていたものを書いてみたものです。書きはじめたら割と分量が増え、増えすぎないように自制したほど。ほどほどのページ数におさえたい、と思っています。 本当の初心者に向けた本は「いまからはじめる」シリーズだと思っていて、少し書けるようになったスクリプターが、もっと凝ったものを書けるようになるために、振り返って確かめるべき「地盤固め」を行う要点、のような内容が本シリーズです。 楽器にしても、スポーツにしても、「基礎」練習って面白くないし、割と無味無臭な内容です。それでも、確認をしておかないと手ひどい失敗を被ることもあるでしょう。ある意味、「痛い目」にあって初めて「知る必要がある」と思い知る内容です。なので、自分が書いた本の中では真ん中よりも少し上という位置付けになっています。 AppleScriptのサブルーチンを構成する「ハンドラ」の記述方法は、普段使わないものも含めると、いろいろな書き方があります。 サブルーチンは、一度書いた有用な処理は何回でも使い回すことを目的に、使い回しやすいように清書したものです。記述量を減らすことができ、一度書いた内容は二度目からは書く必要がなく、他人が書いたサブルーチンを利用することで、生産性を大幅に上げられます。 サブルーチンの有効性を理解できたら、初級者から中級者にステップアップしたと言ってよいでしょう。 ふだんなにげなく使っていて、存在そのものを知っているのに、実際に調べてみると割と内容がてんこもりという、まさに「基礎」と呼ぶに値する内容です。 PDF 35ページ、サンプルScript Zipアーカイブ添付
目次
■AppleScriptのサブルーチン、ハンドラとは? どの言語にもあるサブルーチン、ハンドラ ハンドラ内の変数の取り扱い tellブロック内で記述するハンドラ呼び出し① tellブロック内で記述するハンドラ呼び出し② イベントハンドラ① イベントハンドラ② ■基礎的なハンドラ記述 on subHandler(param) 基礎的なハンドラ記述 ハンドラの情報を取得① ハンドラの情報を取得② ■分割パラメータつきハンドラ記述 on subHandler:param 分割パラメータつきハンドラ記述 ■パターン化位置パラメータつきハンドラ記述on hello(a, b, {length:l, bounds:{x, y, w, h}, name:n}) パターン化位置パラメータつきハンドラ記述 ■ラベルつきハンドラ記述 パラメータの受け渡し方で2つに大別される ラベル付きパラメータ ■予約語をオーバーライドしてハンドラ宣言 コマンド予約語をオーバーライド オーバーライド可能な標準搭載の予約語 オーバーライドの有効範囲① オーバーライドの有効範囲② オプションすべてに対応するとけっこう大変