AppleScript基礎テクニック集⑰リスト(配列)〜Array
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AppleScript基礎テクニック集は、文字通りAppleScriptの基礎テクニックをまとめたシリーズです。本シリーズは、個人的に「こういう本があるといいのに」と感じていたものを書いてみたものです。書きはじめたら割と分量が増え、増えすぎないように自制したほど。ほどほどのページ数におさえたい、と思っています。 本当の初心者に向けた本は「いまからはじめる」シリーズだと思っていて、少し書けるようになったスクリプターが、もっと凝ったものを書けるようになるために、振り返って確かめるべき「地盤固め」を行う要点、のような内容が本シリーズです。 楽器にしても、スポーツにしても、「基礎」練習って面白くないし、割と無味無臭な内容です。それでも、確認をしておかないと手ひどい失敗を被ることもあるでしょう。ある意味、「痛い目」にあって初めて「知る必要がある」と思い知る内容です。なので、自分が書いた本の中では真ん中よりも少し上という位置付けになっています。 AppleScriptにも配列変数はあります。その名も「リスト型変数」、一般的には「リスト」と呼ばれています。 AppleScriptのリストに対して、他のプログラミング言語と比べて「配列の要素が1から始まるなんて信じられない!」という意見も見かけますが、0で始まる(0-based index)か、1で始まる(1-based index)かの違いだけです。 リスト(配列)を使った基礎的な処理、要素の取り出しやループ、削除、しぼりこみ、ソートなどの定番をご紹介。 PDF 35ページ、サンプルScriptのZipアーカイブつき
目次
■リスト型変数=配列〜超基礎編 AppleScriptの配列=リスト型変数 リストの名前の付け方 リストの要素指定① リストの要素指定② リストに入れられるデータ ■リスト型変数=配列〜よくある処理 リストの内容でループ 複数の配列を同時にループ 指定要素を削除 指定アイテムを指定アイテム番号に挿入 配列の添字っぽい書き方でアクセス ■リスト型変数=配列〜しぼりこみ 2次元リストから要素の内容を部分一致で抽出① 2次元リストから要素の内容を部分一致で抽出② ■1次元リスト型変数〜ソート 1次元リスト、数値ソート(昇順) 1次元リスト、数値ソート(降順) 1次元リスト、数値ソート(昇順/降順) 1次元リスト、カスタムソート順でソート ■2次元リスト型変数〜複数キー指定ソート 2次元リスト、数値ソート(昇順)(1/3) 2次元リスト、数値ソート(昇順)(2/3) 2次元リスト、数値ソート(昇順)(3/3) 1次元リスト、数値ソート(昇順/降順)