AppleScript基礎テクニック集⑩ループ処理
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AppleScript基礎テクニック集は、文字通りAppleScriptの基礎テクニックをまとめたシリーズです。本シリーズは、個人的に「こういう本があるといいのに」と感じていたものを書いてみたものです。書きはじめたら割と分量が増え、増えすぎないように自制したほど。ほどほどのページ数におさえたい、と思っています。 本当の初心者に向けた本は「いまからはじめる」シリーズだと思っていて、少し書けるようになったスクリプターが、もっと凝ったものを書けるようになるために、振り返って確かめるべき「地盤固め」を行う要点、のような内容が本シリーズです。 楽器にしても、スポーツにしても、「基礎」練習って面白くないし、割と無味無臭な内容です。それでも、確認をしておかないと手ひどい失敗を被ることもあるでしょう。ある意味、「痛い目」にあって初めて「知る必要がある」と思い知る内容です。なので、自分が書いた本の中では真ん中よりも少し上という位置付けになっています。 ループ処理について、正確に理解するよりも「間違いなく必要な場所で使える」ことが重要です。repeat文にもいくつか書き方はあるものの、2パターンぐらいでだいたい足ります。それでも、複数の配列を同時にループしなくてはならないとか、ステップ値を想定の値に合わせるための調整とか、ノウハウらしきものはいろいろあります。また、参照値をそのまま使うとエラーになる例もあるため、ささいなノウハウが必要なものでもあります。PDF 33ページ、サンプルScriptのZipアーカイブ添付
目次
■ループによる繰り返し処理 AppleScriptの制御構文 繰り返しループ repeat文① repeat文② repeat文③ repeat文④ repeat文⑤ repeat文⑥ exit repeat 多重ループ+exit repeat ■アプリケーションから取得したオブジェクトでループ アプリケーションのオブジェクトを処理 Photos上の選択中の写真から情報を取得 Keynoteで選択中のオブジェクトを位置でソート Numbersで表のセルが連結されていたら分離 targetが重複しているFinder Windowをクローズする ミュージック.appで選択中のtrackの情報取得 大量のオブジェクト受信に備える ■高度な処理を簡潔に記述 複数の配列の同時ループ ページ分け 再帰処理