AppleScript基礎テクニック集③ファイルパス処理
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AppleScript基礎テクニック集は、文字通りAppleScriptの基礎テクニックをまとめたシリーズです。 この新シリーズは、個人的に「こういう本があるといいのに」と感じていたものを書いてみたものです。書きはじめたら割と分量が増えてしまって、増えすぎないように自制したほどです。コンパクトなページ数におさえたい、と思っています。 本当の初心者に向けた本は「いまからはじめる」シリーズだと思っていて、少し書けるようになったスクリプターが、もっと凝ったものを書けるようになるために、振り返って確かめるべき「地盤固め」を行う要点、のような内容が本シリーズです。 楽器にしても、スポーツにしても、「基礎」練習って面白くないし、割と無味無臭な内容です。それでも、確認をしておかないと手ひどい失敗を被ることもあるでしょう。ある意味、「痛い目」にあって初めて「知る必要がある」と思い知る内容です。 パス操作は、まさに「基礎」中の「基礎」ともいえる処理。ただ、最近はCocoaの機能ばかり使っているので、逆にFinderやSystem Events相手に苦労しました。 できて当たり前、できなきゃ困るファイル・パス処理。難しくはない内容なので、じっくり眺めて、実際に動かして、結果を見て理解すれば、理解できない内容ではありません。PDF形式38ページ+サンプルScript Zipアーカイブつき。
目次
ファイル・パス処理 ファイル・パス関連オブジェクトの全体像 ファイルパス各形式の特徴や用途 ファイル・パス形式 ホームディレクトリのパスを取得 参考資料:path to で指定できるパラメータ 参考資料:path to temporary items 各種パス形式の変換 パスの組み立て 指定ファイルの親フォルダ(上位フォルダ)を求める 指定パスのファイル名だけを求める 指定パスの拡張子を求める 指定パスの拡張子だけを置換 指定フォルダの存在確認 指定フォルダに指定名称のファイルが存在するか確認 指定ファイルのリネーム(名称変更) 指定フォルダのリネーム(名称変更) 指定ファイルがパッケージかどうかを求める 指定パスからUTIを求める 指定パスがフォルダかどうかを求める POSIX pathのチルダ(「~」)を展開 フルパスからチルダ(「~」)つきPOSIX pathを計算 特定パスのローカライズ名称を求める 特定パスが所属するドライブ名を求める